DeNA、トヨタが出資するベンチャーと提携…AIを活用した企業向けサービス

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ディー・エヌ・エー(DeNA)は、プリファード・ネットワークス(PFN)と提携し、ディープラーニング(深層学習)や高度な機械学習など、最先端の人工知能(AI)技術を活用した企業向けソリューションや消費者向け商品・サービス提供を目的とした合弁会社を設立した。

PFNは、AI開発のベンチャー企業でトヨタ自動車も出資している。

合弁会社は「PFDeNA」。資本金は3000万円で折半出資する。DeNAがインターネットサービス運営を通じて蓄積してきた様々なデータや複数事業領域での経験と、PFNのAI技術、特にディープラーニングに関する広範囲な知見や最先端の技術を組み合わせることで、DeNAまたは顧客企業の持つ様々なデータ価値の最大化を図る。

事業領域は、ゲーム、ヘルスケア、自動車・交通関連のほか、大規模データを扱うあらゆる産業を視野に入れる。

PFDeNAの設立で、DeNAは既存の事業領域でAI技術を活用していくのに加え、自社でのAI技術活用の成功例を他社にソリューションとして販売するほか、新たな事業領域に進出する。

PFNは、AI技術の活用に必要となるデータへのアクセスがDeNAを通じて可能になることで、多数の利用者とAI技術との接点を作り、AI技術の開発や適用に活用していく。

《レスポンス編集部》

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