東洋ゴムの監査役会、免震ゴム不正で取締役への損害賠償請求しないことを決定

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東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像)
東洋ゴム タイヤ技術センターに設置されている免震ゴム(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

東洋ゴム工業は、株主が免震ゴムの性能を偽装していた問題に関わった取締役などを提訴するよう求めていた問題で、監査役会として同社取締役を提訴しないことを決定する通知があったと発表した。

同社の個人株主1人が今年5月17日、現在の取締役と、2007年から2015年までの取締役だったうちの合計19人に対して、免震ゴムの偽造に関して善管注意義務違反があると同社が判断した場合、同社に与えた損害466億7400万円と遅延損害金の支払いを求める訴えを提起するよう請求があった。

これに対して同社監査役会は株主からの請求の適否を判断するため、取締役の責任について調査・検討してきた。この結果、監査役会全員一致の意見として現時点で19人に対して責任や善管義務違反があるとして提訴しないことを決定、同社取締役に通知があったとしている。

《レスポンス編集部》

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