ワールド・エアライン・アワード2016、エミレーツ航空が「ベスト・エアライン」

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エミレーツ航空が「ベスト・エアライン」
エミレーツ航空が「ベスト・エアライン」 全 3 枚 拡大写真

アラブ首長国連邦のエミレーツ航空は、航空リサーチ・コンサルティング会社であるスカイトラックス社のワールド・エアライン・アワードにおいて、2016年度の「ワールド・ベスト・エアライン」を受賞した。

15年間にわたるアワードの歴史で、エミレーツが「ワールド・ベスト・エアライン」を獲得したのは、01年、02年、13年に続いて4回目。エミレーツは「中東ベスト・エアライン」と、12年連続となる「ワールド・ベスト機内エンターテインメント」も受賞した。

エミレーツが過去12か月間で手がけた、新しい製品やサービスに対する代表的な投資は、(1)ボーイング『777-300ER』型機の新しいビジネスクラスシート、(2)就航空港でのラウンジのオープン(15年6月に成田空港、16年5月にケープタウン)、(3)機内・ラウンジ双方での子ども向けのおもちゃとアクティビティキット、およびファーストクラスとビジネスクラスの旅客向けの新しいアメニティキット・バッグの導入、(4)全クラスのワインプログラムに1億4000万米ドル以上を投資(2015年)、などがある。

またエミレーツは、エアバス『A380型』全機を含む保有機材の大半でWi-Fi接続環境を提供している。フライト中にインターネットを利用されるエミレーツ利用客は、平均で全体の4分の1以上だが、12時間を超えるフライトになると利用率は2分の1まで上昇するという。

エミレーツが12年連続で「ワールド・ベスト機内エンターテインメント」を受賞できたのは、機内エンターテインメントシステム「ice(information, communications, entertainment)」による、とエミレーツは自己分析する。

現在は全てのクラスにおいて各座席のiceデジタルワイドスクリーン上で、映画やテレビ番組、音楽、ゲームなど2689のチャンネルを楽しむことができる。子ども専用のチャンネルも90以上を用意する。また、ライブ放送の提供を全保有機材に拡大し、今夏開催のリオ・オリンピックなど、注目度の高いスポーツイベントに特化したライブTVスポーツチャンネルも用意している。

《高木啓》

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