箱根登山鉄道 110号、2017年2月で引退…昔の塗装を復刻

鉄道 企業動向
箱根登山鉄道の110号。来年2月に引退する。
箱根登山鉄道の110号。来年2月に引退する。 全 3 枚 拡大写真

箱根登山鉄道(神奈川県)は7月14日、モハ2形電車の110号が2017年2月で引退すると発表した。記念イベントとしてフォトコンテストを開催するほか、110号の車体を昔の塗装に塗り替える。

モハ2形は1927年に登場した電車。当初の形式はチキ2形で、車体は木造だった。現在の形式に変わったのは戦後のことで、1950年代には車体を鋼製のものに交換した。現在は108・109・110号の3両が残っている。

発表によると、110号の車体を青と黄色の2色による1950年代の塗装に塗り替え、9月3日から2017年2月12日まで運行する。この塗装は2004年から2008年まで、108号で復刻されたことがある。

9月3日に開催される鉄道イベント「第13回ワクワク!箱根親子鉄道展」では復刻塗装の110号が展示され、撮影会が行われる予定だ。また、フォトコンテストは8月1日から9月30日まで作品を募集。11月1日から2017年2月12日まで110号の車内で展示する。

《草町義和》

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