緊急走行開始直後の白バイが対向車と衝突、隊員が軽傷

自動車 社会 社会

14日午前8時20分ごろ、三重県松阪市内の国道23号で、交通違反を行ったクルマを追跡しようとした白バイが緊急走行を開始した直後、対向車線側から右折してきたとみられる乗用車と衝突する事故が起きた。この事故で38歳の男性警官が軽傷を負っている。

三重県警・松阪署と交通機動隊によると、現場は松阪市乙部町付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。同隊の白バイは交通違反の取り締まりを実施していたが、信号無視を行った乗用車を発見。このクルマを追跡しようとサイレンと赤色灯を使用した緊急走行を開始した直後、対向車線側を進行してきた別の乗用車と衝突した。

この事故で白バイが転倒。運転していた38歳の男性巡査部長は路上に投げ出され、背中などを打撲する軽傷。衝突した乗用車を運転していた32歳の女性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。違反車両はそのまま逃走したという。

警察では女性側も信号を無視した可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る