日産自動車の米国における主力小型セダン、『セントラ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から届け出を受けたセントラに関するリコールの内容を開示している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、セントラの2段展開式の助手席エアバッグの配線コネクターが正しく接続されていない可能性があり、事故の際、エアバッグが作動しないおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2016年モデルのセントラ。2016年2月上旬から、2016年3月上旬にかけて生産され、米国で販売された車両がリコールに該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に通知。販売店で点検を行い、助手席エアバッグ一式を交換するリコール作業を実施するとしている。