米商業科学運輸委、テスラに書簡…自動運転中の死亡事故の説明求める

自動車 ビジネス 企業動向
テスラ モデルS
テスラ モデルS 全 2 枚 拡大写真
米国で、自動運転中に起きたとされる死亡事故が問題になっているテスラモーターズ。同社のトップに対して、米国の議会の委員会が、この事故についての説明を求めている。

これは7月14日、米国の上院の商業科学運輸委員会が明らかにしたもの。同員会のジョン・スーン委員長は、テスラモーターズのイーロン・マスクCEOに書簡を送ったことを公表し、「モデルSのドライバーがオートパイロット中に事故で死亡した件について、説明を求める」と発表している。

テスラ車のドライバーが、自動運転中に起こしたとされる事故は5月7日、米国フロリダ州で発生。テスラモーターズのEV、『モデルS』の顧客が自動運転モードで走行中、大型トレーラーに衝突する事故を起こし、ドライバーが死亡した。

この事故は、自動運転モードで走行中、大型トレーラーがモデルSの前方を横切る形で起きた。テスラによると、太陽光が強かったために、ドライバーも自動運転機能も白い色のトレーラーを認識できず、ブレーキが作動しないまま、トレーラーの下に潜り込む形で衝突した。

同員会のジョン・スーン委員長は、「マスクCEOには、事故当時オートパイロットが正常に作動していたのかどうか、また自動運転技術のメリットと限界をユーザーにどう説明していくのか、7月29日までに回答するよう求める」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. スバル、米国顧客満足度指数調査で総合1位…安全性部門は6年連続首位
  4. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  5. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る