ヒュンダイ世界販売9%増の44万台…SUVが牽引 6月

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新型ヒュンダイ ツーソン(米国仕様車)
新型ヒュンダイ ツーソン(米国仕様車) 全 6 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は7月上旬、6月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は44万4620台。前年同月比は9.1%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

海外では6月、37万4650台を販売。前年同月比は8.7%増と、2か月連続で増加した。その内訳は、海外生産分が20.8%増の28万0580台と、3か月連続のプラス。輸出分は9万4070台で、前年同月比は16.4%減と、9か月連続で前年実績を下回る。

海外では、米国での新車販売が、回復。6月実績は、6月の新記録の6万7511台。前年同月比は0.01%増と微増ながら、2か月連続で前年実績を上回った。

新型を投入したSUVの『ツーソン』が、前年同月のおよそ2倍の7193台と牽引。小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、2万2414台を販売。前年同月比は15.8%減と、7か月連続で減少した。主力中型セダンの『ソナタ』も、前年同月比22%減の1万1854台と、3か月連続で減少。SUVの『サンタフェ』シリーズは、前年同月比75.6%増の1万8345台を販売。2か月連続のプラスとなった。

地元韓国の新車販売も、回復。6月の韓国新車販売は6万9970台。前年同月比は11.4%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

ヒュンダイの2015年の世界新車販売は、496万4837台。前年比は0.03%増と微増だった。2016年上半期(1-6月)は、前年同期比0.9%減の239万3958台を販売している。

《森脇稔》

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