ライブにも乗って行っちゃおうかな! CKB横山剣がハーレー購入

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ハーレーについて語るクレージーケンバンドの横山剣さん。
ハーレーについて語るクレージーケンバンドの横山剣さん。 全 17 枚 拡大写真

さまざまなクルマを所有し、特にアメリカ車に対しては並々ならぬ情熱を持つクレイジーケンバンドの横山剣さん。今回、ハーレーの新型モデル『ロードスター』を購入するというから、その想いを聞いてみた。

購入するのはリニューアルオープンしたばかりの『ハーレーダビッドソン川越』。その真新しい店舗で、横山剣さんはお気に入りのロードスターに跨りつつ、いろいろと話してくれた。

まず、なぜゆえにハーレーなのか?

「10代の頃は『XLCR』※に憧れていましたが、当時は手が届かなくて乗れなかったんですよ。それで1995年頃ですかね、スポーツスターカップという筑波サーキットのレースに『CRAZY KEN RACING』の監督として出場し、たまに自分も練習走行のときに『スポーツスター883』レーサーで走っていたんですよ。マン島TTレースみたいなレーシングスーツをつくってやっていましたけれど、岩城滉一さんやクールスのフランクさんらと走って、華やかないい雰囲気でしたよね」 ※1977年の伝説のカフェレーサー。

さらにこう続ける。

「ハーレーはクールスのメンバーも全員が乗っていましたし、すごく身近だったんですよ。自分の最初のハーレーはショベル時代の『FXSローライダー』※で、いまのバンドメンバーもロードキングとかエレクトラグライド、ファットボーイやローライダーに乗っていまして、あとひとりドゥカティに乗っているのがいるんですが、ロードスターならいいって言うんです」 ※言わずと知れた名車。横山剣さんが所有したのは1979年式だったという。

ロードスターを選んだわけは?

「自分の理想とするものが全部あったんです。こういうバイクなのに倒立式フロントフォークであったり、エンジンが高性能だったり、それに実際に試乗してみてコーナリングが楽しかったんですよ」

もちろん公道では無理をしないが、ハーレーでもスポーティなタイプが好みだという。

「ワインディングを走りたいですね。バンドメンバーでこれまでも何度かツーリングに行っていますが、また箱根とかに行ってみたいです」

ハーレーの新車によって、新しい曲も生まれるのでは?

「間違いない! だいたいクルマでもバイクでも運転中に曲が生まれるんです!!」

クルマもアメリカ車のイメージも強いのですが、ハーレーもまた共通イメージがあるのですか?

「現代の繊細な乗り味になっても、同じようにマジックがちゃんとありますよね。いつの時代も最新型が最高傑作ですし、イーネッ!!」

クレイジーケンバンドはデビュー35周年を記念したアルバム『香港的士-KONG JONG TAXI-』が8月3日にリリースされ、8月27日東京都福生市民会館を皮切りに全国ツアーも始まり、これからますます忙しい。納車後、ロードスターに乗る時間はあるのだろうか。

「『カフェレーサー』っていう曲があるんですが、それをステージでやるときは乗って行っちゃおうかな。なんか理由を付けて、乗りたいですね」

ハーレーに乗っている人のイメージは?

「バイクに対して世間ではいろいろな意見がありますが、そんななかしっかりと規律を持っていて、自由の中にケジメみたいなのがある人が多いので、自分も学ぶことが多いです。今回、ハーレーダビッドソン川越を知るきっかけになったのも友人を介してなんですが、東日本大震災のときのボランティア活動を通じてで、人の痛みがわかる気持ちのあたたかい、心の大きい人がハーレー乗りなんだと思っています」

このあと横山剣さんは、週末2日間のプレミアムな試乗体験ができる『GO LIVE GO RIDE』キャンペーンでロードスターをさらに試乗。同キャンペーンでは試乗車のほかにライディングギア一式、さらにムービーが撮れるGo Proが貸与され、試乗後2週間以内にハーレーダビッドソンジャパンがショートムービーに編集する。応募はウェブ上で12月18日まで続き、毎週7名、最大約120名が当選する。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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