アエロフロート・ロシア航空は7月18日、トルコで起きたクーデター未遂の影響で搭乗予定便が欠航した利用客のために、トルコ発ロシア行きの便を、通常より大型の機材で運航した。
トルコ軍の一部勢力が15日夜に起こしたクーデター未遂により、16~17日にイスタンブールとアンタルヤから出発予定のアエロフロート便は欠航を余儀なくされた。アエロフロートは18日、ロシア連邦航空輸送庁の命令を受けて、トルコで足止めされた利用客をイスタンブールとアンタルヤからロシアに輸送した。
ロシア連邦航空輸送庁は16日、ロシア国民のトルコへの旅行を一定期間禁止する決定を下した。アエロフロートは今後、イスタンブールからモスクワに向かう便を1日2便、アンタルヤからモスクワに向かう便を1日1便運航する。