【ルノー トゥインゴ 新型】今後も限定車をはじめ様々なバリエーションを投入

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー トゥインゴ
ルノー トゥインゴ 全 8 枚 拡大写真

日本の輸入車Aセグメントに新たに投入されるルノー『トゥインゴ』。ルノー・ジャポンはこれを機に、この市場の拡大を図りたいという。

そう話すのは、同社代表取締役社長の大極司氏だ。更に、「日本車にはコンパクトカーでよく走る可愛いクルマがあまりない。そこでぜひフランス車のルノーに、こんなに素敵なクルマがあるということを認知してもらいたい」と述べる。そこで、プライスバンドも日本車から移行しやすい189万円からに設定したのだ。

ルノー・ジャポンとしてもトゥインゴにかける期待は大きい。昨年初めて5000台を超える登録台数を記録した同社。『ルーテシア』、『キャプチャー』、『カングー』それぞれが1500台ほどの台数で、この3車がビジネスピラーとなっている。そこで大極氏は、「トゥインゴも同じぐらいの柱として売っていきたい。その結果、トータルで6000台はアプローチしたい」と展望を語る。

そのコミュニケーション戦略として大極氏は、「“トゥインゴ パリ”として、パリの石畳を元気よく走っている可愛いクルマ、良いフランス車だというイメージをまず持ってもらいたい」とし、7月29日よりパリ試乗キャンペーンの募集を開始する。

更に、ルノー・ジャポンが得意とする限定車の戦略もある。すでに完売したが、「RRという特性を生かしたMTの限定車、サンクSを導入。今後も、様々なグレードやラインナップを揃え、また、リミテッドバージョンを年に数回は投入することで、クルマ好きの方々をはじめ、皆に楽しんでもらえるような企画を提案していきたい」と今後を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る