【ルノー トゥインゴ 新型】今後もMTは前向きに検討

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー トゥインゴ
ルノー トゥインゴ 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンが発表した『トゥインゴ』の価格は189万円からと、200万円を大きく下回る設定が重要だったという。

そう話すのは、同社マーケティング部マネージャーのフレデリック・ブレン氏だ。この189万円の車両は、ルノーモデルの上級グレードを指す「インテンス」だ。従って15インチのアロイホイールやオートエアコン、レザーステアリング、クルーズコントロール、フォグランプなどが装備される。

ブレン氏は、「更にインパクトのあるものが欲しかったので、限定車として50台だが169万円で『サンクS』を導入(すでに完売)した」。この限定車は1リットルNAの5速マニュアル仕様で、「輸入車のエントリーモデル、また、ルノーのエントリーモデルとしても位置付けられる」という。この価格も、「170万円を切ることで、込々でも200万円を下回ることを意識。その結果、これで日本車からも移行しやすく注目を集まるだろう」と述べる。

今後のマニュアル車導入はどう考えているのか。ブレン氏は、「値段をキープ出来るかどうかはわからないが、この1リットルNA5速マニュアルは必要なグレードなので、導入は前向きに検討している」とコメント。

ルノー・ジャポンのマニュアルミッションへの考えは、「スポーツカーにはよくある仕様だが、それだけではなく、エントリーモデルとして手頃な価格で簡単に買える安いクルマとして考えている」とし、「『カングー』や『ルーテシア』と同様、導入されれば10%から20%の割合になるだろう」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る