JSR、原材料価格下落の影響などで減収減益 2016年4-6月期決算

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JSRが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比23.9%減の56億3700万円と大幅減益となった。

売上高は、合成ゴム事業と合成樹脂事業で、原材料価格の低下に伴う製品価格の低下が影響して同7.0%減の887億8600万円と減収となった。

合成ゴムの販売は国内タイヤ需要の低迷で国内販売が落ち込んだものの、タイの合弁会社の稼働でSSBRの販売が上乗せとなり、販売数量は前年を上回った。合成樹脂の販売数量は国内向けがほぼ横ばいだったものの、海外向けが減少して全体でも減少した。

収益では、合成樹脂事業で販売価格の低下による採算の悪化などから、経常利益は同19.7%減の56億7400万円、四半期純利益は同13.8%減の42億6800万円と、大幅減益となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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