JSR、原材料価格下落の影響などで減収減益 2016年4-6月期決算

自動車 ビジネス 企業動向

JSRが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比23.9%減の56億3700万円と大幅減益となった。

売上高は、合成ゴム事業と合成樹脂事業で、原材料価格の低下に伴う製品価格の低下が影響して同7.0%減の887億8600万円と減収となった。

合成ゴムの販売は国内タイヤ需要の低迷で国内販売が落ち込んだものの、タイの合弁会社の稼働でSSBRの販売が上乗せとなり、販売数量は前年を上回った。合成樹脂の販売数量は国内向けがほぼ横ばいだったものの、海外向けが減少して全体でも減少した。

収益では、合成樹脂事業で販売価格の低下による採算の悪化などから、経常利益は同19.7%減の56億7400万円、四半期純利益は同13.8%減の42億6800万円と、大幅減益となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る