走行中のパトカーが路上に倒れていた人をはねる

自動車 社会 社会

22日午後11時10分ごろ、岐阜県神戸町内の町道で、道路上に倒れこんでいたとみられる58歳の男性に対し、進行してきたパトカーが衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はパトカーの乗員から事情を聞いている。

岐阜県警・大垣署によると、現場は神戸町神戸付近で片側1車線の直線区間。パトカーは「不審な動きをしている車両がいる」との通報を受け、約80m離れた交番から出動。赤色灯のみを使用した状態で走行していたところ、道路上に倒れこんでいたとみられる58歳の男性をはねた。

男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。警察はパトカーを運転していた31歳の男性巡査部長から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞くとともに、同乗していた23歳の女性巡査からも話を聞いている。

事故当時、パトカーは30km/h程度の速度で走行していたが、巡査部長は「人が倒れていることは気づかず、何かに乗り上げた衝撃で初めてわかった」などと供述しているようだ。現場は夜間の見通しが悪い区間。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. クルマ好きも唸るイベント満載!さらに進化した「ジャパンモビリティショー2025」の見どころとは?PR
  5. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る