【リコール】日野プロフィア など1万7000台、走行不能になるおそれ

自動車 ビジネス 国内マーケット
日野プロフィア(参考画像)
日野プロフィア(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

日野自動車は7月27日、『日野プロフィア』などのインタアクスルディファレンシャルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、大型・中型トラック『日野プロフィア』『日野レンジャー』の2車種で、2010年6月23日~2015年9月4日に製造された1万7704台。

インタアクスルディファレンシャルにおけるインプットシャフトフランジの製造が不適切なため、インプットシャフトの回転バランスがとれていないものがある。そのため、インプットシャフトの回転がアンバランスとなり、ベアリングが損傷し、そのまま使用を続けるとベアリングが焼き付き、インプットシャフトが折損して、最悪の場合、プロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある。

改善措置として、全車両、インタアクスルディファレンシャルを良品と交換する。また、ディファレンシャルオイル量を点検し、オイル量が不足している場合は、ディファレンシャルキャリア一式を良品と交換する。なお、交換用部品の全数供給に時間を要することから、オイル漏れの点検を行い、漏れが認められた車両から順次、インタアクスルディファレンシャルを良品と交換する。

不具合は38件発生、物損事故が1件起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る