日産車体、減収減益…輸出向け車両の受注減少で 第1四半期決算

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日産車体九州工場(参考画像)
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日産車体は7月29日、2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1117億4700万円(前年同期比-8.1%)、営業利益は14億0500万円(同-6.7%)、経常利益は15億3500万円(同-5.3%)、四半期純利益は10億4500万円(同-7.6%)だった。

日産自動車から受注している自動車は、『NV350キャラバン』、今年6月に生産を開始した北米向け『アルマーダ』等の増加があるものの、いずれも輸出向けの『クエスト』、『パトロール(Y61)』、インフィニティ『QX80』等が減少したことにより、売上台数は同5.8%減の4万8360台、売上高も同8.1%減の1117億円となった。売上高の減少等により各利益項目も減益となった。

なお、日産車体は生産体制の再編に伴い、一部従業員の子会社への転籍を決定。第2四半期にて特別損失に退職特別加算金約10億円を計上するため、通期の最終利益を従来予測の80億円から73億円に下方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

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