雷門通りに京急の赤とリズムが舞う…浅草サンバ2016

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浅草駅に入る京急1000形
浅草駅に入る京急1000形 全 3 枚 拡大写真

リオ五輪(8月5~21日)が終わると、その1週間後に、東京にブラジルの風が吹く。8月27日、雷門通りなどを舞台に繰り広げられる「浅草サンバカーニバル」だ。この夏の風物詩に、ことしは鉄道や船をテーマにしたサンバが登場する。

ディフェンディングチャンピオンで、横浜市野毛を拠点とする「G.R.E.S. サウーヂ・ヨコハマンゲイラ」(通称、サウーヂ)はことし、地元を走る京浜急行電鉄をテーマにパレードを構成。タイトルは「Take the”KQ”Train! ~京急で行こう!」。

彼らのことしの曲(エンヘード)は、「小さい頃から赤い電車がお気に入りだった」「目が覚めるようなスピード 眩しい赤い車体」「魅惑のメロディで出発を軽やかに歌い上げる」と続く。

「私たちのホームタウン横浜を往来する数々の列車の中でも、ひときわ目を引く赤いボディが眩しい、京急電鉄。横浜のエスコーラ・ヂ・サンバとして、サウーヂは京急を讃え、列車の旅(=人生)を楽しみ、その魅力をサンバで伝える」(サウーヂ)

また、最古参で地元・浅草を拠点とする「G.R.E.S. 仲見世バルバロス」(通称、バルバロス)は、「大航海時代」がテーマ。

「中世ヨーロッパの航海師達が胸に抱いていたであろう仲間とともに未知の探索に出るワクワクを、発見を目指す熱い想いを、自分達と重ね合わせて馬道通りから出港します!」(バルバロス)

サウーヂ、バルバロスとともに“浅草サンバ三強”といわれる、大学サンバ連合「G.R.E.S. ウニアン・ドス・アマドーリス」(通称、ウニアン)は、かつて「銀河鉄道」を題材にしたパレードで準優勝を果たした年もあったが、ことしは「僕らのごちそう、おかわり!」がテーマ。

「ケーキやハンバーガー、オムライスなど、たくさんの料理はどれも魅力的な僕らのごちそう。何にでも全力で腹ぺこな僕らはいくら食べても物足りない! いい匂いに誘われてエネルギーに満ちたパレードをぜひ」(ウニアン2016年リーダー・山本哲宏さん)

横浜、浅草、大学生、それぞれが“夏の終わりのカーニバル”へ向けて総仕上げに入る8月。「ブラジルのリオデジャネイロのカーニバルをお手本とする出場チームの努力により、北半球最大のサンバカーニバルと申しあげても過言ではない質を誇ります」(浅草サンバカーニバル実行委員会)という“浅草サンバ2016”まで、あと1か月。

《レスポンス編集部》

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