1800人のハーレー乗りが熊本・阿蘇を元気づけた! 合計176万円の寄付も集まる

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阿蘇を想うライダーが集結したハーレーダビッドソンジャパン主催のチャリティイベント『Wings over Kumamoto』。
阿蘇を想うライダーが集結したハーレーダビッドソンジャパン主催のチャリティイベント『Wings over Kumamoto』。 全 44 枚 拡大写真

ハーレーダビッドソン ジャパン(HDJ)は7月24日、熊本・阿蘇を応援するチャリティイベント『Wings over Kumamoto』を、熊本県内の正規ディーラー2店舗を運営する神山モータースとともに開催した。

会場となった らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場(熊本県阿蘇郡西原村)には、予想をはるかに上回る1800人を超えるハーレー乗りが集結。2台のハーレーを持つバイク好き芸人、スピードワゴン井戸田潤さんもゲストとしてステージに登場し、会場を盛り上げた。

震災以降、全国的にも有名なツーリングスポット阿蘇周辺を訪れるライダーは激減しており、神山モータースの神山社長は「これを機に、多くのバイク乗りに戻ってきて欲しい」と願っている。

HDJや九州一円、山口県のハーレーダビッドソン正規ディーラーらは、チャリティオークションやガレージセール、グッズ販売などから合計176万4492円を集め、4月14日、16日に発生した熊本地震で大きな被害を受けた熊本県阿蘇郡西原村へ寄付する。

その内訳はチャリティオークション18万5000円、ガレージセール2万4729円、チャリティグッズ販売44万2600円、トライク・チャリティライド4863円、その他1万6000円、全国正規販売店にて販売のチャリティステッカー102万円、正規販売店有志による寄付7万1300円となった。

来場したバイクファンは、会場周辺の雄大な道路を『ロードスター』などで走行できる試乗会のほか、ガレージセールやさまざまなアトラクションを満喫。

特設ステージでは『Jimmy 渡辺』『SHOKA OKUBO BLUES PROJECT』によるライブパフォーマンスもおこなわれ、ライダーのみならず、らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場に来場した家族連れらも一緒に楽しんでいた。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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