【鈴鹿8耐】決勝前は走りも見られる! 史上最速のNinja H2Rたちを披露

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
昨年、時速347.54kmを記録したチーム38のカワサキNinja H2R
昨年、時速347.54kmを記録したチーム38のカワサキNinja H2R 全 15 枚 拡大写真

今年の鈴鹿8耐は、サーキットの外にもモンスターマシンが佇んでいる。

『Kawasaki 特別展~世界を駆ける“Ninja”~』では、『チーム38』の時速347.54km達成車、さらに谷田部高速周回路で時速385kmを叩き出した『トリックスター』仕様、そして市販版と、3台の『H2R』が並んだ。

「自分たちが作ったバイクの力試しをしたい」と、カワサキの社内有志で結成されたのがチーム38。昨年は米国カリフォルニア州モハーヴェ空港の滑走路で時速347.54kmを記録。1.6kmのストレートをわずか25秒で駆け抜けた。

そして今年8月は、世界中から2輪・4輪の超ド級マシンが集まり速度を競う『ボンネビルスピードウィーク』(米国ユタ州)に参戦。最長8マイル(約12.8km)に及ぶ直線路で、自らの限界に挑むこととなる。

このチーム38のボンネビルスピードウィーク仕様は、なんと日曜日の決勝レース前に世界初公開され、さらにデモランまでも披露。そのまま3台のH2Rとともに午前11時より一般展示される。チーム38の最新版H2Rの走りは、見逃せないパフォーマンスラップとなりそうだ。

また、特別展では1993年の鈴鹿8耐優勝マシン『ZXR-7』や2000年全日本ロードレース・スーパーバイククラスチャンピオン車『ZX-7RR』など貴重なレーシングマシンや、2000年の『ZX-12R』や2004年の初代『ZX-10R』なども展示。多くのバイクファンで賑わっている。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. FJクルーザー が復活へ…トヨタ『ランドクルーザーFJ』最終デザインはこれだ!
  2. なぜ今「ダウンサス」? 車高調より安くて“扱いやすい”注目チューンの実力~カスタムHOW TO~
  3. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  4. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  5. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る