【新聞ウォッチ】消えゆく全国のガソリンスタンド、20年で半減

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ガソリン給油(参考画像)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

[写真:自動運転バス]

2016年8月2日付

●三菱自不正調査委が報告書経営陣の「現場任せ」問題視(読売・2面)

●ダイハツを完全子会社化、トヨタ新興国開拓狙い(読売・6面)

●三菱自、軽販売が改善、7月前年比、17%減下げ幅縮小(朝日・8面)

●フォークリフトやバスにも、広がる水素カー、用途さまざま低価格化に期待(毎日・7面)

●富士重米生産300万台を突破(産経・10面)

●自動運転バス、発車オーライ(産経・10面)

●上場企業が大幅減益、4~6月期、想定超す円高影響(東京・7面)

●日通、アリハバと提携、中国向け送料安く、国際ネット販売(日経・1面)

●クルマ異次元攻防、エコカー笑うのは? 変わる規制EVに風(日経・1面)

●給油所、20年で半減、経産省調べ、昨年度末3万2333か所(日経・5面)

●新車販売2.2%減、7月、3カ月連続マイナス。軽の市場縮小続く(日経・12面)

ひとくちコメント

街角から消え去るのは書店ばかりではなかった。全国のガソリンスタンド(給油所)の数が約20年間で半分に減っているのだという。経済産業省の調べで分かったもので、きょうの日経が報じている。

それによると、2015年度末時点で前年比3.5%減の3万2333カ所と、21年連続で減少した。ピーク時の1994年度には6万421カ所だったことから、ほぼ半減してしまったことになる。

2015年度に新規開業したスタンドは202か所で過去最少。一方で廃業したスタンドは1379カ所もあったという。また、市町村内にスタンドが3か所以下しかない過疎化が進む自治体は288地域と、3年前から12.1%も増えたそうだ。

ガソリンスタンドの減少に歯止めがかからない理由は、ハイブリッド車などの低燃費車の普及が加速し、ガソリンの消費量が減って、スタンドの経営を圧迫していることが大きいという。

ただ、昨年末の自動車保有台数は前年よりも0.3%増の7740万台。このうち乗用車は6098万台と増加傾向にある。燃費技術が向上していることを考慮してもガソリンの消費量が減っているのは、ドライブなどを楽しむユーザー少なくなったともいえそうだ。

そういえば、某外国車メーカーのユーザーアンケートで、「趣味」のチェック項目に「レース観戦」はあっても「ドライブ」という文字がなかった。このアンケートを作成したスタッフは「クルマを運転する」という意識がなかったのだろう。これでは、給油所不足が一段と加速しそうだ。

《福田俊之》

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