益子会長「現場の声にもっと向き合う努力をすべきだった」…三菱燃費不正問題

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車 益子修 会長(資料画像)
三菱自動車 益子修 会長(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車の益子修会長兼社長は8月2日、燃費不正問題に関する特別調査委員会報告書の指摘と今後の対応についてコメントを発表した。

[写真:水島工場]

益子会長は、特別調査委員会の「自動車開発に対する理念の共有がなされず、全社一体となって取り組む姿勢が欠けていた」との厳しい指摘について、自動車メーカーの経営者として深刻に受け止めているとコメント。長年にわたり、ヒト・モノ・カネ全てのリソース不足に開発現場が苦しんでいたとの指摘には、歴代の経営陣が現場の生の声にもっと向き合う努力をすべきだったと、反省の弁を述べた。

益子会長は今後について、社員、役員の全員がクルマづくりの原点に立ち返り、目指すべき理念についてしっかりと議論し、一体となって改革を実行していくと、決意を語っている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る