トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は8月1日、7月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万3748台(輸出を含む)。前年同月比は0.4%増と、3か月連続で前年実績を上回った。
7月実績の1万3748台の内訳は、インド国内販売分が1万2404台。前年同月比は2.7%増と、3か月連続のプラスとなった。
車種別実績では、『カムリ』が好調で、全体の9割がハイブリッド。5月に発売した新型ミニバンの『イノーバ クリスタ』も、納車待ちが2か月の人気。
また、TKMは2012年4月から、現地生産車のエティオスシリーズの海外向け輸出を開始。7月はこのエティオスを、1344台輸出した。前年同月比は17.5%減と、4か月連続のマイナス。
TKMのN・ラジャ営業&マーケティング担当上級副社長は、「イノーバ クリスタの受注が好調。顧客には納車待ちが発生して、申し訳ない」とコメントしている。