オリックスレンタカー、沖縄本部港店を新規開設…インバウンド需要にも対応

自動車 ビジネス 国内マーケット

オリックス自動車は8月2日、「オリックスレンタカー沖縄本部港店」を新規開設した。沖縄県国頭郡本部地区に大手レンタカー会社が出店するのは初めてとなる。

名護市・今帰仁村に隣接する沖縄県国頭郡本部地区は、美ら海水族館や瀬底島などの観光スポットがあり、リゾートホテルも多く立ち並ぶエリア。これまで本部地区には大手レンタカーの拠点はなく、ホテル滞在型の観光客にとって周辺エリアへの移動手段は主にリムジンバスや路線バスだった。近年のリゾートホテル増加に伴い、周辺観光やワンウェイ(乗り捨て)による空港までの移動手段としてレンタカー需要が見込まれることから、今回の新規開設に至った。

さらに、8月には香港からのクルーズ船が本部港と名護漁港に寄港する予定があり、新店舗の開設によりインバウンド需要への対応も可能となる。また、本部港は伊江島や与論島など、近隣の島嶼部から本島へ入航する際の玄関口でもあり、島嶼部住民の本島での足としても期待される。

オリックスレンタカーは、これまで沖縄エリアに28拠点(離島・カウンター拠点を含む)を展開。直近では、昨年7月にトラックを中心に取り扱う「うるま石川店」を、今年4月に「JALパック プレミア店」、7月に国内レンタカー業界で初となるサポートを必要とする利用客専用の「プライオリティー ゲストサポートカウンター店」を沖縄・那覇空港近くに開設している。

《纐纈敏也@DAYS》

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