三菱重工、価格カルテルでメキシコ当局が課徴金

自動車 ビジネス 企業動向
三菱重工業ウェブサイト(2016年8月)
三菱重工業ウェブサイト(2016年8月) 全 1 枚 拡大写真

三菱重工業は、メキシコ連邦競争委員会から、カーエアコン用コンプレッサの取引で価格カルテルを結んでいたことが、「経済競争に関する連邦法」(メキシコ競争法)に違反するとして、課徴金賦課を決定したと発表した。

同社のカーエアコン用コンプレッサの価格カルテルについては2013年9月26日(米国東部時間)、米国司法省と司法取引で合意している。

今回、メキシコ競争法に違反の疑いがあるとして、メキシコ連邦競争委員会から調査を受けていたもので、同社は調査に全面的に協力してきたとしている。

同社では、過去の行為がメキシコ競争法に違反するとの認定を受けたものの、調査開始以前に既に違反の疑いがある行為を取り止めており、メキシコ連邦競争委員会に対して減免申請し、その要件の充足が認められたことから、賦課される課徴金の減額が認められたとしている。

課徴金の支払いによる今期の連結業績予想に変更はないとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
  5. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る