【アバルト 124スパイダー】 初のオープンスポーツ、388万8000円より

自動車 ニューモデル 新型車
アバルト 124スパイダー
アバルト 124スパイダー 全 5 枚 拡大写真

FCAジャパンは、アバルト初のオープンスポーツモデル、アバルト『124スパイダー』を10月8日より発売する。

124スパイダーは、マツダとフィアットの協業プログラムにより、『ロードスター』とプラットフォームを共用し開発した2シーターオープン。その高性能バージョンがアバルト 124スパイダーだ。

新型車は、ロードスターのアーキテクチャーをベースに、生産はマツダ本社工場にて行い、スタイリングデザイン、パワートレイン、室内装備・材料、サスペンションおよびステアリングフィールはFCAが独自で開発した。

最高出力170ps、最大トルク250Nmを発生する1.4リットルマルチエア4気筒ターボエンジンを搭載。トランスミッションは6速MTと6速ATの2タイプを設定する。軽量素材により乾燥重量は1060kgに抑えられ、パワーウェイトレシオはクラストップの6.2kg/hp、0~100km/h加速6.8秒(欧州仕様参考値)を達成する。

足回りは、フロントにダブルウィッシュボーン式、リアに5アームのマルチリンク式を採用し、コーナリング時や減速時の安定性を高めるよう特別チューニング。ステアリングのフィードバックは、パワーステアリングシステムに専用のスポーツ設定を採用することで最適化している。

エクステリアは、前後に長いボンネットで強大なパワーを強調すっるとともに、六角形のフロントグリルで個性を主張。インテリアでは、垂直に近いステアリングホイール、短いシフトレバーなど、スポーティなキャラクターに合致したつくりとなっている。

そのほか、ABSやEBD(電子制御制動力配分システム)、ESC (横滑り防止装置)など、安全装備も充実させた。

ボディカラーはソリッドカラーのホワイトとレッド、メタリックカラーのブルーおよび三層コートのパールホワイトの4色を設定。価格はMTモデルが388万8000円、ATモデルが399万6000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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