住友ゴム、米国工場のタイヤ生産能力を倍増…日産1万本へ

自動車 ビジネス 海外マーケット
住友ゴム 米国工場
住友ゴム 米国工場 全 1 枚 拡大写真

住友ゴム工業は8月5日、米国工場の乗用車・ライトトラック用タイヤの生産能力を増強し、現在の日産5000本から、2019年末に日産1万本まで引き上げると発表した。

住友ゴムでは、グッドイヤー社とのアライアンス契約解消に伴い、経営の自由度が増した北米市場での生産増強および販売拡大策を検討。今回、米国工場への増産投資を決定した。現在、米国工場では乗用車・ライトトラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、モーターサイクル用タイヤを生産しているが、そのうち、乗用車・ライトトラック用タイヤの生産能力を現在の日産5000本から2019年末に日産1万本まで引き上げる。生産能力増強および生産性向上などに係る投資は、2019年までの4年間で総額8700万米ドル(約90億円)を計画している。

米国工場では既に、北米市場向けタイヤについてタイ工場からの一部生産移管を開始しているが、今後も北米での地産地消を推進することで販売リードタイムを短縮し、高性能SUV用タイヤや低燃費タイヤなどの高付加価値タイヤの供給能力を強化することで、北米市場での拡販に取り組む。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る