インド乗用車市場において、シェア第2位の韓国ヒュンダイモーター(現代自動車、以下、ヒュンダイ)のインド法人、ヒュンダイモーターインディアリミテッドは7月末、インドのチェンナイ港からの小型車の累計輸出台数が200万台を突破した、と発表した。
ヒュンダイは1996年、韓国などからの輸入車の陸揚げ拠点として、チェンナイ港の利用を開始。2000年以降は、インドからの輸出拠点として、チェンナイ港を活用してきた。
また2006年、ヒュンダイとチェンナイ港は、パートナーシップ契約を締結。インドで生産されたヒュンダイのコンパクトカーの輸出拠点に、チェンナイ港を位置付けている。
今回、2006年のこの契約以降、およそ10年を経て、チェンナイ港からのヒュンダイの小型車の累計輸出台数が、200万台を突破した。
ヒュンダイモーターインディアリミテッドのYK Kooマネージングディレクターは、「輸出はヒュンダイモーターインディアリミテッドの一部。チェンナイ港との協力関係が、ヒュンダイをインド第1位の乗用車輸出メーカーへと押し上げた」と述べている。