インフィニティ米国販売4.7%減、SUVは23%増 7月

自動車 ビジネス 海外マーケット
インフィニティ QX50(日産 スカイライン クロスオーバー)の2016年モデル
インフィニティ QX50(日産 スカイライン クロスオーバー)の2016年モデル 全 6 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは8月2日、7月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は9945台。前年同月比は4.7%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

セダン系では、主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)が2805台にとどまり、前年同月比は26.3%減と、3か月連続で減少。『Q70』(日本名:日産『フーガ』)は、前年同月比11.4%減の507台と、減少が続く。モデル末期の『Q60』(日本名:日産『スカイラインクーペ』)も、80.6%減の62台にとどまる。

SUVでは、『QX60』が3701台を売り上げ、前年同月比は1.6%減と、5か月ぶりに減少。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年実績のおよそ7.5倍の1360台と大幅増を保つ。

また、最上級クロスオーバー車の『QX70』は、前年同月比21.9%減の242台と、3か月ぶりのマイナス。最上級SUVの『QX80』は、17.8%増の1267台と、4か月連続で増加する。SUV全体では、23.3%増の6570台を売り上げた。

インフィニティの2016年1‐7月米国新車販売は、前年同期比0.3%増の7万4923台。その内訳は、乗用車が31.1%減の2万7519台、ライトトラック(SUV)が36.4%増の4万7404台。SUVが引き続き、牽引役を果たしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る