【インドネシアオートショー16】初日から「売約済み」!? 一般入場前にバイク購入者現る

自動車 ビジネス 海外マーケット
BMW K1600GTL
BMW K1600GTL 全 5 枚 拡大写真

インドネシア・ジャカルタ郊外で11日に開幕した、インドネシア国際オートショー。初日は基本的にメディア関係者とVIPしか入場できないということもあり、それほどまだ混み合っているという印象はない(例外として午後5時以降、特別料金で一般客が入場することは可能)。

【画像全5枚】

インドネシアのモーターショーが他国のものと一味違うのは、新しいクルマを展示するだけでなく、即売会にもなっていることだ。来場者がクルマを見て、触って、その場で購入することができ、それを目的に来る来場者もいる。

午後5時を少し回った頃、BMWモトラッドのブースを覗いてみた。すると一台のバイクの周りにロープが張られ、シート上にはすでに「SOLD(売約済み)」の文字が……。

担当者によると、このモデル『BMW K1600GTL』の価格は10億ルピア(約800万円)。はっきりとは教えてくれなかったが、午後5時前の購入だったということで、購入者はメディア関係者かVIPだと思われる。担当者曰く「今日が自分の誕生日だから」という理由で買って行ったとのこと。来場前から購入予定だったのか、それとも一目惚れによる衝動買いだったのかは不明だが、貧富の差が激しいと言われるインドネシアらしいとも言えるエピソードだ。

インドネシア国際オートショーは12日から一般入場が始まり、21日に閉幕する。来場者の数も注目だが、どれだけのクルマ・バイクが購入されるのかも気になるところだ。

《関 航介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る