DSMはドライバーを「見る」から「診る」へ…デンソー技術開発説明会

自動車 テクノロジー ITS
もしもの安全にいつもの安心を加えたデンソーの安全技術
もしもの安全にいつもの安心を加えたデンソーの安全技術 全 7 枚 拡大写真

デンソーの安全への取り組みは、事故を起こす直前の衝突回避支援や衝突後の乗員保護だけではない。事故を起こす前の通常運転中の対策にも及んでいる。これは、高度運転支援や自動運転にもつながる技術だ。

【画像全7枚】

この分野でデンソーは、ヘッドアップディスプレイ(HUD)による運行情報や渋滞・事故情報、ルートガイダンスや見えない交差点情報を提供するコックピットシステムなどを研究している。HUDは、ドライバーの視線移動を最小限に、適格な情報を表示させることが重要だ。

カーナビと連動して次にどの車線に入ればいいのか、画像認識と連動して一時停止や規制標識を案内し、センサー情報やクラウド情報から、バイクの接近や交差点で見えない車両の情報をHUDによってフロントガラスに表示することで、安全走行の支援を行う。

他にも「DSM(Dirver Status Monitor)」という車内に設置されたカメラやその他のセンサーによって、ドライバーの注意力、意識、健康状態を監視することで、居眠り運転や危険な状態での運転に警告をだしたりする技術の研究されている。

現在は、主に顔の向きや眠気を検出する技術を研究しているが、同社のDSMは、単にカメラ映像を解析するだけでなく、近赤外線LEDと同カメラも利用して、夜間、太陽光の影響、サングラス装着時など、さまざまな状況でも両目を認識したり、表情を認識したりできるようにしていく予定だ。

表情などドライバーの状態を詳しく解析できれば、プリクラッシュセーフティ機能と連動させたり、音声ガイダンス、警告音や振動でドライバーに伝えたり、他のコンポーネントとの連動や、例えばエアコンの冷風を顔に吹き付けるようなアクチュエーションも考えている。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 高市首相「石油備蓄放出」表明、「3月12日よりガソリン・軽油・灯油大幅値上げ」“予告メール”の現実味[新聞ウォッチ]
  2. 日産の“5速MT搭載”コンパクトセダン『ヴァーサ』に日本のファンも注目!「これにe-POWER積んで」国内導入に期待の声
  3. 洗車のついでが正解だった! フロアマットを洗うだけで車内の快適性が上がる~Weeklyメンテナンス~
  4. 音にこだわるなら「DAP」! 利点&不利点、そして使いこなし術を解説[クルマで音楽は何で聴く?]
  5. 「26式」でさらに進化、トヨタ『GRヤリス』一部改良…新開発の「GRステアリング」採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る