【トヨタ オーリス ハイブリッド】トヨタが生んだ欧州車

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トヨタ オーリス ハイブリッド
トヨタ オーリス ハイブリッド 全 8 枚 拡大写真

トヨタ『オーリス』に追加された『オーリスハイブリッド』。実は欧州では初代から発売されており、2代目のマイナーチェンジ後、日本では初の導入となった。

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なぜ、今になって導入に至ったのか。トヨタ製品企画本部ZEプロフェッショナル・パートナーの天野和彦氏は、「トヨタとしてハイブリッドを多くのクルマに設定していかねばならないのでその一環だ」という。同時に、「Bセグメントに『アクア』を投入した際に、どこまで販売が伸びるか見えないところがあった。しかし、実際には大きく台数を伸ばし、市場全体が広がったことで、ハッチバックでもハイブリッドは売れるということが分かったのだ」と述べる。

オーリスが属する国内のCセグメントではマツダ『アクセラ』やスバル『インプレッサ』などの他社の勢力が強く、更に4割ほどは輸入車で、VW『ゴルフ』やプジョー『308』、メルセデス『Aクラス』が占めており、トヨタは苦戦しているのが現状だ。 

そこで、「欧州市場では14万2000台(うちハイブリッドは7万9000台)販売しているオーリスのハイブリッド(日本市場でのオーリスの販売台数は年間8000台ほど)をCセグメントに投入することにした」と話す。

また、オーリスハイブリッドは欧州での評価が高いと天野氏。「トヨタのハイブリッドで、欧州で最も売れているのは圧倒的にオーリスだ。ヨーロッパでは燃費がいいだけでは売れない。燃費もさることながら、走りも評価されているのでそれだけ売れているのだろう」と分析した。

更にCセグメントでより販売台数を増やすために、ターボモデルも追加された。「このターボも欧州のトレンドであるダウンサイジングターボた。このクルマと欧州で最も売れているハイブリッドとで日本での拡販を図りたいと考えている」と天野氏。

そして、「競合車は欧州車が多いので、欧州車をよく知っている人にも納得してもらえるのではと考え、“トヨタが生んだ欧州車”というフレーズを作った。更に、制御関係に関しても通常とは逆で、ヨーロッパで熟成したものを、日本に導入しているのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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