【MINI 3ドア/5ドアハッチバック 新型】3気筒ディーゼルとMINI YOURSでユーザーのこだわりをかなえる

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MINI クーパーD  5ドア
MINI クーパーD 5ドア 全 32 枚 拡大写真

MINI『3ドアハッチバック』と『5ドアハッチバック』に搭載された新世代3気筒ディーゼルは、アイドルストップが初めて搭載されたことで、燃費向上とともに、停車時のノイズ低減につながっているという。

そう話すのはビー・エム・ダブリューMINIディビジョンプロダクト・マーケティング プロダクト・マネジャーの熊谷和子さんだ。

MINIのディーゼルは『クロスオーバー』と『ペースマン』で導入されているが、こちらは4気筒ディーゼルである。熊谷さんは、「クロスオーバーでは85%以上がディーゼルだ」とし、ディーゼルがユーザーに受け入れられていることを強調。しかし、中には「ノイズが気になるという声もあるが、今回の3気筒ディーゼルはとても良くなっている」と述べる。

また、市場全体や他社の動き等を含め、ディーゼルが受け入れられる土壌は出来つつあるとし、「特にMINIの中でも走りを求める方や、新しい技術に特に興味を持つ方は試乗することで、より納得してもらえるだろう。3ドアハッチバックと5ドアハッチバックでのディーゼル構成比はかなり上がると予測する」と話す。

さて、MINIは新型『コンバーチブル』から、「MINI YOURS」というオプションプログラムを展開している。これは、通常のオプションに加え、更にユーザーの個性や好みに合わせて、特別な素材やデザインを使ったいわば特別仕様だ。

熊谷さんは、「MINIユーザーは、デザイン性や素材などへのこだわりを持つ方が多いので、特にクオリティは高い次元で仕上げている」という。例えば「ダッシュボードの、本アルミにヘリンボーンデザインを施したファイバーアロイを実際に見ると、金属感が無くなってとてもユニークなものに仕上がっている。このような他社がやっていないデザインやクオリティを持たせるのがMINIの特徴だ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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