VW乗用車世界販売1.8%減、2か月ぶりに減少 7月

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フォルクスワーゲン パサート
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは8月12日、7月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は44万9100台。前年同月比は1.8%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

7月の市場別販売は、最大市場の中国が、前年同月比16.7%増の21万0500台と、3か月連続で増加。中国を含めたアジア太平洋地域も、12.6%増の22万3200台と、3か月連続のプラス。

一方、北米の7月実績は、前年同月比1.7%減の5万1200台と、3か月連続で減少。このうち米国は2万8800台にとどまり、前年同月比は8.1%減と、9か月連続のマイナス。2015年9月に米国で発覚した排ガス不正問題の影響が続く。

回復傾向を示していた欧州は7月、前年同月比10.9%減の12万9800台と、3か月ぶりに減少。このうち、西欧(ドイツを除く)は、14%減の11万0500台と、2か月連続のマイナス。地元ドイツは15.6%減の4万6900台と、5か月連続で減少した。ロシアは、前年同月比1.7%減の5800台と、2か月連続のマイナス。

2015年のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売台数は、582万3400台。前年比は4.8%減と、マイナスに転じた。2016年1-7月は、前年同期比0.9%減の337万4000台を販売している。

《森脇稔》

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