ゴルフトーナメント会場に大量の重機・建機 その1…キャタピラー CAT Ladies

自動車 ビジネス 国内マーケット
ゴルフ場を整備しているわけではない
ゴルフ場を整備しているわけではない 全 21 枚 拡大写真

19日から21日、大箱根カントリークラブにおいて、CAT Ladies ゴルフトーナメントが開催される。冠名があるように、スポンサーは重機・建機メーカーのキャタピラーだ。20周年となる今年の大会では、会場クラブハウス周辺にはキャタピラーの大型重機が展示されている。いくつか紹介していこう。

写真のブルドーザ(D6N)は、ロックアップクラッチ付のトルクコンバーターによるオートマチックシフトを採用し、路面状況に応じた最適トルクにより燃費がよいという。2014年の重機・建機の環境性能基準(オフロード法)もクリアしている。最大の特徴は折り畳み式のブレードにより、輸送幅を3mに抑えることができる。展開時に3m以上あるブレードを取り外さなくてもトレーラーに積載可能だ。

D6NはCAT Connectテクノロジーにも対応し、GPS等を利用した施工のプログラム化、自動化の他、簡単なコンソール入力でスロープ角度を正確に仕上げるスロープアシスト、CATプロダクトリンクによるクラウドによる機器のリモート管理などが可能だ。

振動ローラ(CS54B)は、ドラムと後輪のポンプ・モーターを独立させ、リアLSDとともに傾斜地、軟弱地盤でも安定した走行と締固めが可能。振動システムはキャタピラー独自の方式で、地盤の硬度測定も、ドラムの走行抵抗によって計算する独自システムを採用する。高度を測定しながら指定の固さで締固めを行うため、振動システムが制御されるので、施工中にオペレータは地盤の確認や固さの計測などを細かく実施する必要がない。走行抵抗で固さを測定するため、ドラムを振動させない工事(振動の加速度で固さを測定するローラでは、振動させないと測定できない)でも固さの制御が可能だ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る