【ペブルビーチ 16】アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート に「ヴォランテ」…今度はオープン

自動車 ニューモデル モーターショー
アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート ヴォランテ
アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート ヴォランテ 全 6 枚 拡大写真

英国の高級スポーツカー、アストンマーティンは8月19日、米国で開幕した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、『ヴァンキッシュ ザガート ヴォランテ』を初公開した。

同車は6月下旬、99台限定で生産されることが決まった『ヴァンキッシュ ザガート クーペ』のオープン版。伝統の「ヴォランテ」の名前を冠したオープンモデルも、99台限定で生産される。

ヴァンキッシュ ザガート ヴォランテはクーペ同様、50年にも及ぶアストンマーティンとザガートのコラボレーションから誕生したモデル。アストンマーティンのスポーツ性、ダイナミズム、素材クオリティへのこだわりとザガート特有のデザイン言語を融合。『One-77』由来のドアミラー、『DB11』の空力プロフィールの流れを汲む彫刻的なリアエンドなど、アストンマーティンの最新デザイン要素を導入。ロアボディ全域に装着されたカーボンファイバー製シルにより、フロントからリアまで特徴的なラインが描き出され、そこから4本のエキゾーストが見える。

内装には、アストンマーティン一流のクラフトマンシップの伝統を余すところなく表現。ヘリンボーンカーボンファイバー、アルマイト処理されたブロンズ、アニリンレザーを組み合わせてダッシュボードを製作。ベントやロータリースイッチには、豪華な素材クオリティを明確化。シートやドアには、ユニークなZパターンキルトがあしらわれ、ザガートのイニシャルである「Z」が、ヘッドレストにはエンボス加工で、センターコンソールにはステッチで施された。

パワートレインは、クーペと同じ自然吸気の6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジン。最大出力は600psを引き出し、0‐96km/h加速は3.7秒の性能を持つ。これは、クーペの3.5秒に対して、0.2秒落ちとなる。なお、ヴァンキッシュ ザガート ヴォランテは2017年、納車を開始する予定。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る