【INDYCAR 第14戦】琢磨が予選3位のポコノ戦…雨のため現地22日に決勝順延

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ポコノ戦決勝は雨のため順延に。
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現地21日に決勝レースを実施するはずだったインディカー・シリーズ第14戦は、ポコノ・レースウェイ(米ペンシルベニア州)が雨に見舞われたため、翌22日に決勝順延ということになった。このレースの予選では佐藤琢磨が3位という好位置につけている。

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オーバルコースでのレースは、雨が降ったら基本的に開催不可能。これは今も昔も変わらぬ、アメリカレース界の大原則である。予選3位から今季初表彰台を目指す佐藤琢磨をはじめとする米国最高峰シリーズの選手たちは、翌日に順延された決勝レースに向けて仕切り直しをすることに。

今季、こういったオーバルコースでの天候による決勝延期事例はこれまでにもあった。6月のテキサス・モータースピードウェイでの第9戦決勝が翌日に順延され、しかもこの時は翌日にスタートしたレースが途中で中断、残りが2ヶ月半先に再延期されるという異例の事態を呼んでいる。

そして今、その第9戦テキサスの決勝延期続行レースの開催が現地27日に迫っているのだ。月曜決勝があった週の土曜に、別の場所で次の決勝があるという、これまた異例といえる接近した日程での転戦になる。今のところ、現地22日の月曜まで天候が崩れる可能性は低いようだが、もし連日の雨に見舞われたりすると、シリーズとしての日程調整にも影響を及ぼしそうだ。

ポコノ戦の予選では琢磨らホンダ勢が上位7台中5台を占めており(1-3-5-6-7位)、ミハイル・アレシンが自身初のポールポジションを獲得している。

アレシンは初ポールのレースが順延という事態に対し、「残念だけど仕方がないね。せっかく来てくれたファンに申し訳ない思いだ。明日は雨が降らず、いい天気になることを願うしかない」との旨をコメント。雨が降った影響でコースコンディションが大きく変化することも想定されるが、それについては「条件はみんな一緒。気にしていないよ。いつものように準備をして、もう一日集中していくだけだ」と語っている。

《遠藤俊幸》

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