上級機のサウンドチューニング能力検証…レインボウ・DSP1.8 + WiFi Moduleの見どころ総括

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レインボウ・DSP1.8 + WiFi Module
レインボウ・DSP1.8 + WiFi Module 全 4 枚 拡大写真

カーオーディオの音の良し悪しを大きく左右する「サウンドチューニング」。そのノウハウを逐一ご紹介している当コーナー。現在は、上級機の「サウンドチューニング能力」の分析を試みている。今週は、その3機種目として取り上げている当機の、最終回をお届けする。

【画像全4枚】

ここまでは、当機のタイプ解説と、入出力の状況分析を行ってきた。最終回となる今回は、チューニング機能の詳細をお伝えしていく。

さて、先週にお伝えしたとおり、当機はスマートフォン等の音源を“Wi-Fiストリーミング再生”できることに加えて、「サウンドチューニング」もWi-Fi接続で可能だ。

「サウンドチューニング」をワイヤレスで行えるメリットは相当に大きい。まず、ケーブルを機器に接続する手間がない。機器のインストール状況によっては、ケーブルの差し込み口にアクセスしづらくなる場合も出てくるが、当機ではそのようなことがないのだ。そして作業中もコードが気になることが皆無なので、ただただ調整に没頭できる。

で、問題は調整機能の詳細だ。結論から入ろう。当機は調整能力においても、トップクラスのスペックを有している。

「クロスオーバー」では、通常のローパス、ハイパス設定に加えて、クロスオーバータイプも、Butterworth、Bessel、Tschebychevの3タイプの中から選択可能だ。「タイムアライメント」も、3通りの単位(センチ、インチ、ミリセカンド)の中からやりやすいものを選べるので、使い勝手が高い。

そしてもっとも注目すべきは「イコライザー」だ。各chごと独立で調整が可能で、しかも30バンドの「パラメトリックEQ」が搭載されている。通常の「グラフィックEQ」だと、各バンドの“はざま”の部分にピークやディップがあるときは、それを補正するのが結構大変だ。しかし「パラメトリックEQ」ならば、気になるところをピンポイントで補正することが可能となる。これを扱いこなそうと思うと、相当なスキルが必要となるが、使いこなせたときには、自由自在に特性の乱れを補正することができるだろう。

さて、3回にわたって『レインボウ・DSP1.8 + WiFi Module』の特長を分析してきたが、いかがだったろうか。当機には明確な利点がある。“Wi-Fiストリーミング再生”が可能である、ということだ。それでいて、調整機能もトップレベルの詳細さを誇っている。見どころの多い「プロセッサー」であるということは、間違いない。

【サウンドチューニング・マニュアル】上級機の「サウンドチューニング能力」の実際を検証! Part.3 『レインボウ・DSP1.8 + WiFi Module』その3

《太田祥三》

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