日産米国販売1.2%増…ローグ が月販新記録の3万台超え 7月

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日産自動車の米国法人、北米日産は8月上旬、7月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は7月の新記録の13万2475台。前年同月比は1.2%増と、2か月連続で前年実績を上回った。

日産ブランドは7月の新記録の12万2530台で、前年同月比は1.7%増と、2か月連続で増加。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、2万4949台。前年同月比は26.3%減と、2か月ぶりのマイナスとなった。『セントラ』は1万8536台を販売。前年同月比は0.1%増と、2か月連続で増加した。『ヴァーサ』は1万1856台で、前年同月比は19.2%増と、3か月連続で増加。2015年6月に新型を投入した『マキシマ』は、前年同月比43.5%増の5990台と、10か月連続のプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、2013年12月にモデルチェンジした小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、月販新記録の3万3298台を販売。前年同月比は32.8%増と、24か月連続で増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、72.7%増の7244台と7か月連続で増加。新型を投入した『ムラーノ』は、14.9%増の6271台と好調が続く。

インフィニティブランドは、前年同月比4.7%減の9945台と、5か月ぶりに減少。主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)は2805台にとどまり、前年同月比は26.3%減と、3か月連続のマイナス。SUVの『QX60』は、前年同月比1.6%減の3701台と、5か月ぶりに減少した。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年実績のおよそ7.5倍の1360台と大幅増が続く。

日産自動車の2015年米国新車販売は、前年比7.1%増の148万4918台と新記録。2016年1-7月は、前年同期比7.3%増の93万0589台を売り上げている。

《森脇稔》

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