F1からWorldRXまで、見たいときにスマホで観戦…ネット配信「DAZN」スタート

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8月23日、東京・汐留で開催された会見では、Perform Investment Japan CEO で DAZN CEO のジェームズ・ラシュトン氏、DAZN日本社長でマネージングディレクターの中村俊氏が登壇
8月23日、東京・汐留で開催された会見では、Perform Investment Japan CEO で DAZN CEO のジェームズ・ラシュトン氏、DAZN日本社長でマネージングディレクターの中村俊氏が登壇 全 15 枚 拡大写真

「スマホやパソコン、タブレットなどで、いつでもどこでも見たいときにスポーツ観戦」を売り文句にするライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」が始まった。スタート初日に会見が開かれ、幹部陣が「なぜ日本で始めるか」「なぜこのタイミングか」などを語った。

手がけたのは、英国に拠点をおくPerform社。8月23日、東京・汐留で開催された会見では、Perform Investment Japan CEO で DAZN CEO のジェームズ・ラシュトン氏、DAZN日本社長でマネージングディレクターの中村俊氏が登壇した。

中村社長は、なぜいま日本で同サービスを展開するかについて、「3つのポジティブな背景がある」という。

「ひとつは、国内のインターネットの接続環境が9割以上を満たしていること。ふたつめは、日本の多くのスポーツファンは情熱的で熱狂的。そして3つめ、日本人は、野球にサッカーと、複数のスポーツを見るという性質がある」

「そしてひとつのネガティブな市場背景がある。それは複雑で高額なスポーツ市場ということ」

このギャップを埋めるべく、ダ・ゾーンを国内でスタート。同社は「月額1750円で130位上のスポーツコンテンツ、年間6000以上の試合・ゲーム・競技を自由に観戦できる仕組みを提供する」という。

まずは、国内外のサッカー、野球、バレーボール、テニス、バスケットボール、総合格闘技、モータースポーツ、アメリカンフットボール、ダーツ、ビリヤード、卓球、ボウリング、フィッシングなどを配信。ライブ視聴と、キャッチアップ機能でオンデマンド視聴もできる。ライブ観戦中に巻き戻し、一時停止も可能。そのままライブ映像に戻れる。

「なぜいまスタートさせるか、それは日本のOTTサービスの普及、国内外主要スポーツリーグが始まるタイミング、そして2020東京に向けてスポーツが注目されているときだから」

「6デバイスで登録可能、同時に2デバイスまで再生可能。65パーセントの試合は日本語実況付き」というダ・ゾーン。気になるモータースポーツについては、8月時点で、「F1、GP2、GP3、ポルシェ・スーパーカップ、FIA世界ラリークロス選手権、FIMスピードウェイ世界選手権GP、V8スーパーカーCP、モンスターエナジーAMAスーパークロスなどを配信する」という。

8月10日のドイツ・オーストリア・スイスのスタートに続き、グローバル展開に先駆けて日本で配信を開始した理由について、ジェームズ・ラシュトンCEOは、「日本人は、世界に類をみないほど、幅広いジャンルのスポーツが好きな国民。大好きなスポーツをいつでもどこでもインターネットを通じて届ける。これが日本のスポーツファンに新たなスポーツ観戦体験を提供できる機会と考えダ・ゾーンを日本展開させた」と話していた。

《レスポンス編集部》

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