【新聞ウォッチ】全日空の「B787」、英ロールス・ロイス製エンジン不具合で350便欠航へ

モータースポーツ/エンタメ 出版物
全日空のボーイング787(資料画像)
全日空のボーイング787(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2016年8月26日付

●ホンダ「NSX」復活(読売・10面)

●全日空B787不具合、エンジン内、毎日約10便欠航へ(読売・33面)

●歴代クラウンずらり行進、愛知~東京発売60年超え記念(朝日・13面)

●「夢の車」実現する日、完全自動化業界一変(毎日・7面)

●自動車税を初年度免除、経産省要望、2年目以降も軽減(産経・11面)

●企業訪問、FOMM独自コンセプトで異彩のEV開発(産経・24面)

●4年後へ描くメッセージ、東京パラリンピックイベント(東京・1面)

●車鋼材価格横ばい、トヨタ、部品メーカーに通知始める(日経・12面)

ひとくちコメント

米ボーイングの最新鋭中大型機「B787」に搭載の英ロールスロイス社製のエンジンに不具合が発生し、全日空が全機を改修するという。きょうは羽田空港と大阪、広島、福岡を結ぶ計9便が欠航、少なくとも9月末までに350便の欠航が生じる見込みだそうだ。

全日空が発表したもので、きょうの各紙も1面、社会面などで「全日空、350便欠航へ、部品耐久性に問題」(日経)などと大きく報じている。

不具合が発生した「B787」は、飛行中にエンジンの異常振動を示す表示が出て引き返す便が相次ぎ、全日空と、エンジンメーカーのロールスロイスが調査したところ、内部の部品が破断していることが判明。所有する全50機のエンジンを5機ずつ取り下ろし、問題の部品を新しいものに交換するとしている。

全日空では「B787」を主力機として活用しているが「これまでもトラブルが相次いでおり、さらなるイメージダウンは避けられない」(毎日)と指摘している。

欠航が続けば、企業にとっても痛手だろうが、欠陥が生じている機体の便に搭乗する利用客の不安を払拭する対策を速やかに実施するのは当然である。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ホンダ WR-V 新型試乗】思わず二度見する「サイズ感」と「サイドブレーキ」…岩貞るみこ
  2. ジープ『グランドチェロキー』新型プレビュー! グリル新設計、2.0L直4ターボチャージャーを導入か
  3. 10代の若者にオススメできるクルマ、『フォレスター』などスバルの新車3モデルが選出
  4. スズキ『ジムニー』ファン必見! 限定3000個の精巧キーチェーン登場
  5. コーヒーを飲みながらカワサキを満喫、「コーヒーブレイクミーティング」岩手で6月8日に開催
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  2. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  3. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  4. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る