【ホンダ NSX 新型】八郷社長「車がただの道具になってもらっては困る」

自動車 ニューモデル 新型車
『NSX』に乗って登場したホンダの八郷隆弘社長
『NSX』に乗って登場したホンダの八郷隆弘社長 全 5 枚 拡大写真
ホンダは8月25日、スーパースポーツカー『NSX』の発表会を東京ビッグサイトで開催した。自らハンドルを握って登場した八郷隆弘社長は「車の楽しみをやっていくのもわれわれメーカーの責任」と強調した。

「1990年代から2000年代に入っていく中で、少し車の位置づけが変わってしまった。操る喜び、所有する喜びが薄れてきた。そのため、車を操る喜び、乗る喜びをもう一度やっていかなければいけないと考えた。車がただの道具になってもらっては困る」

こう力説する八郷社長は、このNSXをホンダの操る喜びをわかってくれる人にぜひ買ってもらいたいそうだ。「特に若い人たちに影響力のある人が買ってくれたらいいを思う」と話す。

八郷社長も子供の頃、スーパーカーに憧れ、それがきっかけになって車が好きになった。今回のNSXでも、こうした現象を期待している。そして、スポーツカーに乗りたいという声がユーザーの間で増えてくれば、一般のユーザーでも手が届くスポーツカーの投入も検討していくそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  2. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  3. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  4. FDJ2公式採用の王道6本スポーク! MIDレーシング『R06』がプロのドリフト競技で選ばれる理由PR
  5. 「168馬力のクルーザーおかしいだろ」ドゥカティのスポーツクルーザー『XディアベルV4』国内発売にSNSでは興奮の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る