【ペブルビーチ 16】KEN OKUYAMAの「kode57」…独自のデザイン哲学を表現

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KEN OKUYAMAのkode57
KEN OKUYAMAのkode57 全 6 枚 拡大写真
奥山 清行氏が率いる「KEN OKUYAMA CARS」が8月19日、米国カリフォルニア州で開幕した「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で初公開した『kode57』。同氏ならではのデザイン哲学が反映された1台だ。

kode57は、ロングノーズ&ショートデッキのオーセンティックかつクラシカルな基本プロポーション持つ。そのうえで、どのボディパネル面にも、斬新かつ革新的なデザインディティールを提案した。

例えば、フロント左右のエアインテーク、前後タイヤの後ろに位置するフィン、リアの大型ディフューザーといった内部空気流を増やし、実質的な前面投影面積を減らす画期的デザイン手法を導入。これにより、空気抵抗を大きく減少させることに成功している。

もちろん、空力的に優れた効果を生み出しているだけではない。視覚的にも、まるでフォーミュラカーのような大胆なフェンダー部の処理が、スポーツカーとしての魅力を演出する。同社によると、低く位置するウィンドスクリーンと左右にそびえるフェンダーを通してのオープンエアドライビングは、現代のハイパフォーマンスカーとして類を見ないものだという。

インテリアは、ドライバー側とパッセンジャー側で、独立したイメージを追求。ハンドメイドで仕上げられ、レザーとウルトラスエードの組み合わせが、エレガントな風味を醸し出す。電動調整式のシートやエアコン、アジャスタブルステアリングホイールなどの快適装備も採用されている。

《森脇稔》

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