【モスクワモーターショー16】Xコードコンセプト…ラーダの新世代デザインがさらに進化

自動車 ニューモデル モーターショー
ラーダ XCODEコンセプト
ラーダ XCODEコンセプト 全 18 枚 拡大写真

8月24日に開幕したモスクワ国際オートサロン(モスクワモーターショー)。アフトワズは今回唯一のロシア乗用車ブランドとしてラーダのブースを展開し、6台のコンセプトモデルを公開。その筆頭に挙げられるのが『XCODEコンセプト』だ。

XCODE(Xコード)コンセプトはクーペ風のシルエットを持つクロスオーバーSUV。そのスタイリングは『ベスタ』や『Xレイ』などの新世代ラインナップに備わるデザインのDNAである「Xデザイン」の展開可能性を実証し、新しい表現を試みたもの。

ボディ側面のホイールアーチに覆い被さるようなキャラクターラインの処理は、既存量産モデルと同じに見える。しかしよく見れば、その内側はホイールアーチを張り出させたブリスターフェンダーのような面構成とされ、タイヤが踏ん張って見える、力強いイメージの造形とされていることがわかる。

メカニズムは非公開。ターボエンジンに全輪駆動が可能と述べるにとどまる。またインテリアはスケッチのみが公開され、「ラーダ コネクト」と呼ぶアフトワズ独自のテレマティックプラットフォームを搭載する可能性を提示。これはスマートフォンでクラウド環境にアクセスし、車両システムを操作するというものだ。

アフトワズのデザインディレクター、スティーブ・マッティンは、XCODEコンセプトのデザインについて「ラーダの革新的なデザイン言語、そしてDNAである”Xデザイン”の、次のステップを示すものです」と説明している。

《古庄 速人》

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