【モスクワモーターショー16】Xコードコンセプト…ラーダの新世代デザインがさらに進化
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XCODE(Xコード)コンセプトはクーペ風のシルエットを持つクロスオーバーSUV。そのスタイリングは『ベスタ』や『Xレイ』などの新世代ラインナップに備わるデザインのDNAである「Xデザイン」の展開可能性を実証し、新しい表現を試みたもの。
ボディ側面のホイールアーチに覆い被さるようなキャラクターラインの処理は、既存量産モデルと同じに見える。しかしよく見れば、その内側はホイールアーチを張り出させたブリスターフェンダーのような面構成とされ、タイヤが踏ん張って見える、力強いイメージの造形とされていることがわかる。
メカニズムは非公開。ターボエンジンに全輪駆動が可能と述べるにとどまる。またインテリアはスケッチのみが公開され、「ラーダ コネクト」と呼ぶアフトワズ独自のテレマティックプラットフォームを搭載する可能性を提示。これはスマートフォンでクラウド環境にアクセスし、車両システムを操作するというものだ。
アフトワズのデザインディレクター、スティーブ・マッティンは、XCODEコンセプトのデザインについて「ラーダの革新的なデザイン言語、そしてDNAである”Xデザイン”の、次のステップを示すものです」と説明している。
《古庄 速人》