【SUPER GT】今季最終もてぎ連戦、予選は“選手個別”時間形式で実施へ

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今年のSUPER GTは「もてぎ連戦」でフィナーレを迎える(写真は昨年のもてぎ戦)。
今年のSUPER GTは「もてぎ連戦」でフィナーレを迎える(写真は昨年のもてぎ戦)。 全 8 枚 拡大写真

SUPER GTのシリーズ運営団体GTAの坂東正明代表は、第6戦鈴鹿の決勝日(28日)定例会見で様々な話題について語り、2レース実施となる今季最終もてぎ大会の予選方法にも言及した。もてぎの予選は通常のノックアウト式ではなく、“選手個別”の時間予選となる見込み。

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11月11~13日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される今季最終大会は、4月の地震の影響により九州オートポリスでの開催が中止された第3戦の代替戦と、本来の第8戦、この2レースを行なうことが既に決まっている。

スケジュール的には金曜に練習走行を、第3戦の重量状態(獲得ドライバーズポイント×1kgのウエイトハンデが原則)と第8戦のそれ(原則ノーハンデ)とで両方行ない、土曜に第3戦の予選&決勝、日曜に第8戦の予選&決勝を実施、レース距離はともに250kmであることも発表されていたが、坂東代表が予選方式の詳細について初めて触れた。

SUPER GTの予選は通常は2段階ノックアウトで、コンビを組むドライバーのひとりがQ1を、もうひとりがQ2を担当する仕組みだが、もてぎでは2レース実施、併催のFIA-F4は3レース実施などとスケジュール的にタイトなこともあり、いわゆる時間予選の一発勝負、別の言い方をすれば古来からある普通の予選で決勝グリッドを決めることに。

予選時間は土曜、日曜とも15分の予定で、ドライバーは“各1名”。チームは自由裁量で、ふたりのドライバーのどちらかを第3戦の予選に起用し、もうひとりが第8戦の予選を走る(決勝はともにいつも通り、ふたりの乗り継ぎ)。

現在のSUPER GTではGT500クラスはもちろん、GT300クラスも上位チームの大半は“ダブルエース”に近い布陣を敷いているため、どちらの予選にどちらのドライバーが出ても大きな戦力変化は生じないが、Q1落ちがあるいつもとは違い、今回は“予選全員出走”が前提となるなどの状況変化があるなかで、各予選出場ドライバーの“顔合わせ”がどういう状況になるのか。いつもとは違う楽しみ方もできそうだ。

また、坂東代表は前戦富士の定例会見で言及した来季17年のGT300クラスでの予備予選導入の可能性について、現段階での想定参戦台数的なところも踏まえつつ、これを実施しない見込みを表明した。

現在のSUPER GT国内大会の決勝出走最大台数は、大半のコースで45台。ちなみに今回の鈴鹿1000kmには両クラス合計で44台のエントリー(GT300は29台)があったが、坂東代表は「来季に関しては48台程度までならば(普通に)予選落ちを出すかたちで」との旨を語り、予選前の段階で“出走枠”まで台数を絞る予備予選構想が当面は不要になるとの見解・意向を示した。

ただ、ピットの使用に関しては新規参戦チームや前年成績下位チームのいくつかが「2つのピットを3台で使用するような状況」等の制限が出てくる模様。また、18年以降に関しては予備予選実施の可能性再考もあり得るとのことで、台数増という人気シリーズならでは悩みは今後も続きそうである。

坂東代表は席上、現在唯一の海外ラウンド開催国であるタイの状況についても触れ、新たなコース建設等の流れを鑑みつつ、将来的には「タイでの(SUPER GT)国内シリーズを」という構想も示した。実現するとしてもだいぶ先のことだとは思うが、こちらの動きにも注目していきたい。

SUPER GTの次戦は10月8~9日の第7戦タイ(チャン国際サーキット)。日本からは39台がこれに赴く予定だが、現地からのワイルドカード参戦チームもGT300クラスにあり、今年はマザーシャシー使用車とBMW M6の計2台が戦列に加わるそうだ。

《遠藤俊幸》

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