豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは、最新の排出ガス規制「国内特定特殊自動車排出ガス2014年基準」に適合した10~23トン積ディーゼルエンジンフォークリフトを8月30日より発売した。
新製品の発売で同社は、業界で初めて2014年基準に適合したディーゼルエンジンフォークリフトを1.5~24トンまで全車種揃えたこととなる。
物流コスト低減のニーズや世界的な環境意識の高まりを背景に、自動車だけでなくフォークリフトにも、燃費向上および地球温暖化ガスの排出低減が求められている。また、先進国を中心に年々強化されているフォークリフト等産業車両に対する排出ガス規制への適合等、将来を見据えた環境問題への取り組みも課題となっている。
今回発売する10~23トン積ディーゼルエンジンフォークリフトは、新クリーンエンジンを採用し、現行の「力強さ」と「使いやすさ」はそのままに、クリーンかつ低燃費を実現。また、排出ガス後処理装置として連続再生式DPFと尿素SCRを採用し、PMやNOx等の環境負荷物質を大幅に削減している。