BMW i3 改良新型、予約が全世界で7000台突破

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BMW i3
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ドイツの高級車メーカー、BMWの電動技術に特化したブランド、「i」が5月上旬に発表した『i3』の改良モデル。同車の受注が、好調に推移している。

これは8月中旬、BMWグループが明らかにしたもの。「7月の時点でi3の改良モデルの予約注文は、全世界で7000台を超えた」と公表している。

5月上旬、欧州で発表されたi3の改良モデルは、大容量バッテリー(二次電池)を搭載して、1回の充電で走行可能な距離を伸ばしたモデル。「94Ah」と命名された新グレードは、リチウムイオンバッテリーの蓄電容量を、22kWhから33kWhへ、およそ50%大容量化。1回の充電での航続可能距離は、欧州仕様の場合、190kmから300km(標準NEDCサイクル)へ、5割以上の拡大を果たした。

モーターの諸元は、最大出力170ps、最大トルク25.5kgmで変わらず。モーターはリアアクスルに搭載し、後輪を駆動。0-100km/h加速は7.3秒と、従来通りの性能を備える。

この改良新型モデルの効果で、7月のi3の月間販売台数は2358台。前年同月比は33.7%増と、大きく伸びた。BMWグループのイアン・ロバートソン営業およびマーケティング担当取締役は、「現在もこれ以降も、顧客からのこの高い需要に対応していく」と述べている。

《森脇稔》

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