JR西日本、今月末までに三江線の廃止を届出へ

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JR西日本は今月末までに三江線の廃止を届け出る。写真は三江線の普通列車。
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JR西日本米子支社は9月1日、三江線を廃止すると発表した。9月末までに同線の廃止を国土交通大臣に届け出る。

三江線は、江津(島根県江津市)~三次(広島県三次市)間の108.1kmを結ぶ、JR西日本の鉄道路線。1930年4月、現在の江津~川戸間が開業して以来、江津方から順次延伸し、戦後の1955年3月以降は三次方も順次開業した。1975年8月には島根・広島県境付近の浜原~口羽間の開業により現在の区間が全通している。

米子支社の発表などによると、過疎化が進む山岳地帯の路線であることから利用者が少なく、1日平均の通過人員(旅客輸送密度)は2014年度で50人。JR西日本発足時の約9分の1まで落ち込んでいる。2006年と2013年には大規模災害による長期間の運休もあり、「激甚化する災害リスクの高まりも看過できない状況」という。

こうしたことから同支社は「『拠点間を大量に輸送する』という鉄道の特性を発揮できていない」「(沿線自治体などが参加する)三江線活性化協議会において、5カ年の取組みにもかかわらず、利用者の減少に歯止めがかかっていない」などとし、三江線の運営は「どのような形態であっても行わない」という判断に至った。廃止後は地元と共同で地域交通の策定に関わっていきたいとしている。

《草町義和》

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