自転車をひき逃げ、車当たり捜査で容疑者逮捕

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8月31日午後7時30分ごろ、岐阜県北方町内の町道で、路肩に停車していた2人乗りの自転車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。自転車の2人が重軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に56歳の女を逮捕している。

岐阜県警・北方署によると、現場は北方町高屋付近で片側1車線の直線区間。2人乗りの自転車は道路左側の路肩に停車していたところ、後ろから進行してきた乗用車に追突された。

この事故で自転車の後部に乗っていた41歳の女性が腰部骨折などの重傷。前部に乗っていた18歳の男子高校生も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

追突してきたクルマは逃走したため、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場で採取したヘッドライトの破片から容疑車両の車種を特定するとともに、周辺での車当たりを行った結果、本巣市内に在住する56歳の女が容疑に関与したものと断定して自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

現場は街灯も設置されており、夜間でも見通しの良い区間。聴取に対して女は「何かに当たった気はしたが、人にはぶつかっていないと思う」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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