ボルボ、WTCCの新テストカーを導入…目標は世界タイトル

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ボルボS60ベースのWTCC新テストカー
ボルボS60ベースのWTCC新テストカー 全 1 枚 拡大写真

ボルボカーズのモータースポーツ部門、ポールスター・シアン・レーシングは8月30日、2017年以降のレースマシン開発を加速させるため、新しいテストカーを導入した、と発表した。

ポールスター・シアン・レーシングは、WTCC参戦に関する複数年プログラムを計画。2016年シーズンがその1年目にあたる。チームの目標は、1年目が知識や技能の習得、2年目がレースでの優勝、そして3年目が世界タイトルの獲得。

このプログラムを実現するため、ドライバーのテッド・ビョークとロバート・ダールグレンの両選手に、新たなテストカーを用意。両選手は、スウェーデンのマントープパークで実施した初めてのテストを成功させた。今後数か月にわたり、WTCCのレース開催スケジュールを考慮しながら、さらなるテストを行っていく。

なお、ポールスター・シアン・レーシングは9月3-4日「ツインリンクもてぎ」で開催される、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦する。

ポールスター・シアン・レーシングのクリスチャン・ダールCEOは、「これまでのチーム体制では、レース用車両は4月のWTCC初戦がスタートすると、開発拠点であるスウェーデンを離れざるを得なかった。これは開発作業がストップすることを意味する。しかし、新たなテストカーの完成によって状況が変わった。レース実戦で得るノウハウと共に、今後実施するテストで得たデータを用いて、レースマシンの開発を加速できると期待している」とコメントした。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る