【WTCC 日本ラウンド】ロペスが他を圧倒する貫禄の走りで今季6回目のポールポジションを獲得

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2016WTCC日本ラウンド
2016WTCC日本ラウンド 全 9 枚 拡大写真

2016年のWTCC第9戦JVCKENWOOD Race of Japanが3日、ツインリンクもてぎで開幕。公式予選はホセ・マリア・ロペスが今季6回目となるポールポジションを獲得した。

気温30度、路面温度は54度と9月にもかかわらず真夏日のようなコンディションで予選がスタート。まずQ1でロペスはいきなり1分56秒759をマーク。チームメイトでチャンピオン争いではライバルでもあるイヴァン・ミューラーに0.3秒の差をつけ、トップ通過。続くQ1でもトップタイムを記録した。そして上位5人が1台ずつアタックをして最終グリッドを決めるQ3では、それまでトップのミューラーに対しセクター1でいきなり0.3秒更新。その後も順調に差を広げていき、最終的には0.8秒差をつける1分55秒602をマーク。今季6回目、通算20回目となるメインレースのポールポジションを獲得した。

なお、これで5ポイントを追加し、明日のレース結果次第では早くも3年連続でのドライバーズチャンピオンが決定することになる。

2番手にはチームメイトのミューラー、3番手には同じシトロエン勢のメディ・ベナーニが続きシトロエン勢がトップ3を独占。地元レースでなんとか好結果を残したいホンダ勢だったが、Q3に進出したのはティアゴ・モンテイロのみで、最後もタイムを伸ばしきれず4番手。トップから1秒の差をつけられてしまった。

また昨年までレース1として開催されていた「オープニングレース」は予選Q2のトップ10がリバースグリッドとなり、ノルベルト・ミケリス(ホンダ)がポールポジション、ロブ・ハフ(ホンダ)が2番手からスタートする。

今回、スポット参戦を果たし3年ぶりのレースとなる道上龍は、Q1からチェッカーフラッグが振られるまでアタックを繰り返したが1分57秒971で15番手。惜しくもQ2進出を果たすことはできず、明日は両レースとも後方から巻き返しを狙う。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る